所感

日々思ったことを書き連ねます。

別にカゲプロって普通に面白かったよな?

どーもお久し振りです。

且つあけましておめでとうございます。

私はいま肘を寝違えていて、非常に不格好な体制でこれを打ち込んでいます。

 

 

まぁそんなことは置いておいて本題へ。

カゲロウプロジェクトって普通に面白かったよな?

私の中ではそこそこに面白かった覚えがある。

これは今まで見た作品の中で一番面白かった!!というつもりは無いのだが、決してつまらなかったというわけではない。

それなのになぜ私の中で少し忌避されているのか。また、世のオタクたちが(全員ではない)なぜ若干忌避しているのか。

それは"ノリについていけなかったから。"この一言に集約されると思う。

 

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カゲプロって、そりゃもう馬鹿みたいに熱狂的にハマれるくらい面白いと私は思っている。

何が面白いって『音楽を媒体にして物語を進めたこと』だ。

私はカゲロウデイズが投稿された頃にカゲプロというものの存在を知ったのだが、ニコニコのコメントなんかで考察が流れているのを見て「あ、これは面白い」と子供心に思ったのをよく覚えている。

皆が熱狂的にハマり、物語を考察し、あーだこーだ言いながら物語を解き進めていくあの感じがたまらなく面白かった。

ループ物というのはストーリー展開としては案外ありきたりなものではあるものの、それを音楽に乗せて、ニコニコ動画というサイトに流したからこそこの作品は爆発的に流行ったのだと思っている。(後々明らかになる設定なんかも勿論燃えた)

【初音ミク】カゲロウデイズ【オリジナルPV】 - ニコニコ動画

↑気になったら見てみると良いぞ!

 

 

私の敬愛するカルロス袴田(サイゼP)氏も自身のPIXIV FANBOX内で言及しているが、

www.nicovideo.jp

→この異様な熱量ですよ。
空間を軋ませるようなギター、疾走感の塊みたいなドラム、火花を散らして走り抜けるようなボーカルの高音。聴くたびに体温上がります。
 
私達音楽好きは音楽を通しちゃうとなんでも良く聞こえてくるのもあるが、その音楽が駄目だったら中身の伝えたいことも駄目に見えてくる。
何が言いたいかと言えば、じんさんの曲、音楽としての完成度が高え!!!!って話である。
爆音でチルドレンレコードを聞いていると本当に思うのだが、聞いてるだけで気分が高揚する。気持ちいい。
 
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さて、ここまで持ち上げるほどなのに何故忌避するか。なぜノリについていけないのか。
媒体が音楽、小説、アニメ、漫画と多数に分かれてしまったことは私としてはさしたる問題ではなかった。むしろ小説もアニメも漫画も好きなので嬉しかったのだが…
ファン層が変わったのだ。
「貴方パーカー着てますよね!それカゲプロのパクリですよね!」
「暴力上等!俺達はメカクシ団だ!」
リアルでのファンが起こす問題だとか、新参をボロカスに叩く風潮とか、コメント欄での馴れ合いというかなんというか…

好きなものをボロボロにされていく寂しさというかなんというか、そういうものを感じずには居られなかった。

私は音楽が好きだ。

私は物語が好きだ。

私は一心不乱に物語に打ち込んでいた、あの頃の皆が。雰囲気が好きだったのだ。

そう気付いたが最後、いつの間にかあの熱狂的な自分はいなくなってしまっていた。

 

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まあ、それでも作品そのものはやはり面白い。

最近音楽をよく聴くようになってから見返してみたのだが、やっぱり気持ちいい。

でもあの頃の熱狂を持てるようにはなれない。ちょっぴり切ない。

熱狂できるほど好きなのなら、その作品に対しての関わり方というのも大切にしていきたいものですな🍣

 

おわり!

(最近文字書きサボりまくってたせいでめっちゃ文章書くの下手くそになってます。見にくくてごめんね!)