所感

日々思ったことを書き連ねます。

悲しみを抱えたまま生きる僕達。

僕らは日々の中で、ずっと悲しみと戦い続けている。

理由はどうであれ、誰でもそうだ。

その中でも「僕は孤独なんじゃないか」という悲しみ。

その悲しみは、本当はとても素晴らしい感情や環境であって、本当は抱きしめて、向き合っていかなければならないものだと僕は考えている。

 

悲しさを抱き締めて生きよう。

どうしようもなく悲しくなることがある。

理由などなく、ただただ、気分の乱高下に悩まされている。

自分のやりたいことが出来ていない悔しさ、好きな事を好きと言えないモヤモヤ、対人関係でのどうしようもない事。

 

「孤独を味わうことで、人は自分に厳しく、他人に優しくなれる。いずれにせよ、人格が磨かれる。」

 

ニーチェはそう言う。

だが、僕らはそう思えるほど強いのだろうか。

孤独で居られるというのは、一種の強さだろう。

孤独であるからこそ、人は繋がり合って生きるのだと思う。

孤独を愛するのは、人と繋がる強さを知った人間だから言えることなのではないだろうか。

多分、元来人間は孤独ではないのだと思う。

どうしようもなく孤独であるように感じるのは、自分の思い込みなのだと。

 

だから。

この悲しさは孤独のせいではないんだ。

人と繋がっている事に気づけていない自分自身のせいなのだ。

だから僕らはこの悲しさを抱き締めて、それにいつか気付けるように強くなろうとするのだろう。